曜日の名前の由来 — 七曜と一週間
日・月・火・水・木・金・土の曜日名は、太陽・月と五つの惑星に対応します。この七つをまとめた呼び名が七曜です。
曜日の名前、7日で一巡する周期、日曜日を休む制度は、同じ時期に一つの仕組みとして生まれたものではありません。ここでは、名前と並び順、日本への伝来、近代の休暇日の順に分けて整理します。
七つの名前は天体に対応する
- 日曜日 — 太陽
- 月曜日 — 月
- 火曜日 — 火星
- 水曜日 — 水星
- 木曜日 — 木星
- 金曜日 — 金星
- 土曜日 — 土星
国立天文台の暦Wikiは、日本語の曜日名と太陽・月・惑星の名前が対応し、これらを七曜と呼ぶと説明しています。英語などにも天体や神の名との対応がありますが、この記事では日本語の七曜に範囲を限ります。
なぜ日・月・火・水・木・金・土の順なのか
太陽、月、五つの惑星をそのまま距離順に並べても、現在の曜日順にはなりません。国立天文台の暦Wikiは、3世紀ごろのカシウス・ディオの記録に二つの説明があると紹介しています。
- 音楽説 — 天動説で考えた天体の並びから、音楽の理論に合わせて一定間隔で拾う説明です。
- 占星術説 — 1時間ごとに支配する天体を割り当て、各日の最初の時間を支配する天体をその日の名とする説明です。
どちらも当時の天動説を背景にした説明ですが、同資料もどちらが正しいかは分からないとしています。ここでは一方を確定した起源とは扱いません。また、歴史上の説明を紹介することは、占星術の効力を認めることではありません。
平安時代に伝わった七曜
国立天文台の説明では、七曜は平安時代に弘法大師が『宿曜経』とともに日本へ伝えました。『宿曜経』には、七曜が日月五星であることや、各地の呼び名との対応が記されています。
ただし、当初から現在のように仕事や学校の一週間を区切るために使われたわけではありません。二十七宿とともに日の吉凶を見るために用いられたとされます。曜日名の伝来と、現代の週休の習慣は分けて考える必要があります。
日曜日が休暇日になった時期
国立天文台の暦Wikiによると、明治初期の官庁は、1と6の付く日を休暇日としていました。太陽暦の採用後もすぐに日曜日が休みになったのではなく、明治9年(1876年)4月から日曜日を休暇日とする仕組みに変わりました。
これは官庁の休暇日の歴史です。すべての民間企業、学校、店舗、宗教活動が同じ日から一律に日曜日を休みとした、という意味ではありません。現在の勤務日や休日は、勤務先・学校・施設ごとの規則も確認してください。
週は何曜日から始まるのか
週の最初を何曜日とするかに、すべての場面で共通する一つの答えはありません。国立天文台は、宗教的な数え方や規格、業務上の規則によって異なると説明しています。
ISO 8601とJIS X 0301では月曜日を1、日曜日を7とします。DateDBのISO週番号もこの規則で表示します。第1週や年末年始の週番号年については曜日とISO週番号で確認できます。
DateDBで曜日を確認する
- 曜日・週番号で日付を入力すると、曜日、ISO週番号、年内の日数を確認できます。
- 2026年1月1日の曜日のように、固定した日付の結果を直接開けます。
- 月カレンダーでは、一か月の曜日の並びを一覧できます。
曜日の計算と、祝日・休日の公表範囲は別です。将来の日付の曜日を計算できても、その年の未公表の祝日まで確定するわけではありません。
表示範囲と使う前の確認
- 公開範囲 — 日本版のグレゴリオ暦は1873年1月1日から2050年12月31日までです。
- 歴史上の暦 — 1872年以前の日本暦や地域・宗教ごとの暦に曜日を逆算する機能は提供しません。
- 仕事の日 — 曜日だけで法令・契約上の勤務日、営業日、提出期限を決めることはできません。
1873年の暦の切り替えは日本のグレゴリオ暦採用、現在の日付が変わる時刻は日本標準時と日付の境界で扱っています。
よくある質問
曜日は惑星の名前なのですか
日本語では、日曜が太陽、月曜が月、火曜から土曜までが五つの惑星に対応します。この七つを七曜と呼びます。
曜日の順番が決まった理由は分かっていますか
国立天文台は音楽説と占星術説を紹介していますが、どちらが正しいかは分からないとしています。一つの説を確定した起源として扱うことはできません。
日本ではいつから日曜日が休みになりましたか
官庁の休暇日は明治9年(1876年)4月から日曜日になりました。すべての民間・学校の休みが同じ日に一律変更されたという意味ではありません。
一週間は月曜日からですか、日曜日からですか
用途によって異なります。ISO 8601とJIS X 0301では月曜日を1としますが、日曜始まりのカレンダーや規則もあります。
1872年以前の日付の曜日も確認できますか
DateDB日本版では提供していません。公開範囲は、日本でグレゴリオ暦が施行された1873年1月1日からです。
関連する読みもの
- 曜日とISO週番号 — 月曜始まりと第1週の規則
- 日本のグレゴリオ暦採用 — 1873年に切り替わった公的な日付
- 日本標準時と日付の境界 — 現在の日付が午前0時に変わる基準
参考資料
国立天文台 暦Wiki「曜日の名前」 / 国立天文台 暦Wiki「曜日の順序」 / 国立天文台 暦Wiki「1週間は何曜日から始まる?」 / 国立天文台 暦Wiki「日曜日」